参考記事:http://undertale.wikia.com/wiki/Monsters (Undertale Wikiより翻訳・加筆)
- 登場するモンスターの一覧についてはカテゴリ:キャラクターを参照。
モンスター(monster)はUndertaleに登場する種族である。イビト山の下の地下世界に住んでおり、バリアを超えた地上に住んでいる人間とは対照的である。本作の登場人物は、主人公や最初に落ちた人間、フラウィを除き、全員モンスターである。
概要[]
アズゴア・ドリーマー王が地下世界の全モンスターを統治している。人間とモンスターの戦争の後、モンスターは地上から地下世界へと移り住んだ。「モンスター」という言葉のネガティブな意味合いに反して、Undertaleに登場するモンスターは悪い生き物ではない。モンスターのタマシイは愛や希望、思いやりでできているとさえ言われる。[1]
モンスターは人間よりも比べ物にならないくらい弱い。肉体的な戦闘の面でもそうであるし、タマシイの強さにおいても同様である。[2][3]モンスターの弱さの原因は、モンスターがほとんど魔法でできているためであり、これによってモンスターはタマシイと調和している。モンスターが攻撃により受けるダメージはモンスターの戦う意思と攻撃者の傷つける意思に依存する。[4]しかし、モンスターが人間のタマシイを吸収すれば、計り知れないほどの力を得ることができる。[5]
生理機能[]
モンスターは外見や大きさが様々であるが、その中でも特筆すべき種類にサンズやパピルスのようなスケルトン、ナプスタブルークやその親戚のようなゴースト、トリエルやアズゴアのようなボスモンスターがある。モンスターのタマシイは普通、全くの白色であるが、いくらか例外も存在する。
モンスターの体はほとんどが魔法でできており、そのタマシイと調和している。モンスターは年をとると、"fallen down"(うごかなくなった)と呼ばれる状態になる。この状態のモンスターは動けずにおり、間もなく塵へと変わる。[6][7]モンスターが死ぬと、その体は塵に変わる。[5]この塵は葬儀の際、しばしばそのモンスターの好きだった物に振りまかれる。そのモンスターの本質はその遺品の中に生き続けるという。[8]モンスターの肉体とタマシイは密接につながっているため、モンスターが死ぬと、そのタマシイは永久的に失われる。ボスモンスターは例外であり、そのタマシイは少しの間肉体の外で存続し、最後はばらばらになる。[9]
モンスターは本質的に魔法でできているため、その肉体は高濃度のケツイを扱うことができない。モンスターにケツイが注入されると、その体は液状化して融け合う。[10]アマルガムはその好例である。
トリビア[]
- 地下世界には少なくとも321体のモンスターが住んでいると推定されている。この数値はアズリエル・ドリーマーから発散されたように見えるモンスターのタマシイの数に、そのイベントに関わっていない霊体のゴーストの数を加えたものである。また、Gルートの条件を達成する一環として、少なくとも104体のモンスターと、それに加えてサンズを殺害する必要がある(サンズは倒したときに殺された敵としてカウントされず、技術的にはGルートを達成するためには殺す必要がない)。
注釈[]
- ↑ 「あい きぼう おもいやり… モンスターのタマシイは これらの もので できているとされる。 しかし そもそも「タマシイ」とは どういうものなのか よくわかって いないのが げんじょうだ。 なにしろ ニンゲンの タマシイは それらのものが なくても そんざいできるのだ。」 - スノーフルの図書館の左から6番目の書籍
- ↑ 「ニンゲンは圧倒的な強さを持つ。 全モンスターのタマシイを 終結して ようやく… 1人のニンゲンのタマシイに 匹敵するほど その力の差は 歴然としているのだ。」 - ウォーターフェルの古代の絵文字
- ↑ 「モンスターのからだは まりょくで こうせいされているが ニンゲンの しゅせいぶんは みずである。 にくたいを もつ ニンゲンは われわれ モンスターより はるかに きょうりょくだ。」 - スノーフルの図書館の書籍
- ↑ 「まりょくで こうせいされている モンスターたちの からだは タマシイと れんどうする。 このため たたかいを のぞまぬ モンスターは ぼうぎょりょくが ていかする。 さらに てきが ざんにんで あるほど うけるモンスターは おおきくなる。 したがって きょうりょくな タマシイのもちぬしから さついを こめて こうげきされると… … きがめいる はなしは このくらいにして ケーキの レシピでも しるしておこう…」 - スノーフルの図書館の書籍
- ↑ 5.0 5.1 "When a human dies, its soul remains stable outside the body. Meanwhile, a monster's soul disappears near-instantly upon death. This allows monsters to absorb the souls of humans... While it is extremely difficult for humans to absorb a monster's soul. This is why they feared us. Though monsters are weak, with enough human souls... They could easily destroy all of mankind."(人間が死ぬと、SOULは体の外で安定した状態で残る。一方で、モンスターのSOULは死ぬとほぼすぐに消失する。このおかげでモンスターは人間のSOULを吸収できる……。他方で、人間がモンスターのSOULを吸収するのは極めて難しい。これが人間が我々を恐れた理由である。モンスターは弱いが、十分な人間のSOULがあれば……。たやすく全人類を滅ぼすことができただろう) - モンスターの歴史第7部
- ↑ "Unfortunately, monsters are not experienced with illness. However, when monsters are about to expire of age, they lie down, immobile. We call this state "Fallen Down." A person who has Fallen Down will soon perish. In a way, this confusing situation was all too familiar."(不幸にも、モンスターは病気の経験を積んでいない。しかし、モンスターは寿命が尽きようとするとき、モンスターは横たわり、動けなくなる。私たちはこの状態を"Fallen Down"と呼ぶ。Fallen Downした者は間もなく死に至る。ある意味では、この混乱させる事態はあまりにもありふれたものだった) - モンスターの歴史第6部
- ↑ 「No. 6 王は 国民ぜんいんに “うごかなくなった”モンスターを さしだすよう おそれを だした。 きょう その モンスターたちが はこびこまれてきた。 いまは まだ いしきのない からだが そんざいするけど すぐに ちりに なってしまう。 でも そのまえに 「ケツイ」を ちゅうにゅうしたら…? しんだあとも タマシイを しょうめつさせない ほうほうが みつかれば… わたしたちが じゆうになるひは おもったより はやく おとずれるかもしれない。」 - アルフィー、しんじつのラボ
- ↑ 「モンスターの そうしきは せんもんてき かんてんから みても めちゃカッコイイ。 モンスターは としをとって ポックリいくと からだが ちりになる。 そうしきでは そのちりを こじんが せいぜん だいじに してた なんかの うえに まく。 こうすることで こじんのこころが その なんかに やどるのである…」 - スノーフルの図書館の学校のレポート
- ↑ "There is one exception to the rules above: A certain type of monster, the "boss" monster. Due to its life cycle, it possesses an incredibly strong soul for a monster. This soul can remain stable after death, if only for a few moments."(上述の法則には例外がある。ある種モンスター、つまりは「ボス」モンスターである。そのライフサイクルにより、ボスモンスターはモンスターとしては信じられないほど強いソウルを有する。このSOULは死後も安定して存在し続けるが、その場合でも少しの間だけである) - モンスターの歴史第8部
- ↑ 「ニンゲンとちがって モンスターの からだは じったいが うすいから… 「ケツイ」のエキスを たいないに とどめておく ことが できなくて。 にくたいを こうせいする わずかな ぶっしつは ドロドロに とけて… ひけんしゃたちは おたがいの からだが くっついてしまった… そして あんなすがたに なっちゃったんだ。」 - アルフィー、しんじつのラボ