参考記事:http://undertale.wikia.com/wiki/Doggo (Undertale Wikiより翻訳・加筆)
Doggo(ワンボー)はスノーフルのもりで登場する中ボスであり、レッサードッグと並ぶ、主人公が最初に出会う青色の攻撃を使用するキャラクターである。戦闘時に倒さなければ、後にNPCとしてグリルビーズで再登場する。
プロフィール[]
外見[]
ワンボーの外見は二本足の犬のモンスターというものである。ピンク色の袖のないTシャツを着ており、そのTシャツの前面には犬の絵が描かれている。豹柄のストレッチパンツも着用している。また、2本の短剣をトランプのキングのような形で構えている。
性格[]
最も特筆すべき特徴は、動いていない物体を見ることができないということである。ワンボーは動いているもののみを認識することができ、サンズのように体を動かすことなく出現したり移動したりする事物や人物を嫌う。ワンボーは時折自分に確信がもてないようで、何かを見たときはその何かが再び動くかどうかを確認する。
戦闘時の記述ではワンボーの趣味に「リス」があると書かれている。これは一般的に犬がよくリスを追いかけることを元にしている。ワンボーは主人公になでられたり棒切れを飛ばされたりすると楽しい気持ちになるため、これによって番兵としての仕事を妥協させることができる。また、ワンボーは落ち着くために犬用のおやつを喫煙する。
ストーリー[]
Nルート[]
ワンボーを殺害し、イヌッスとイヌッサを殺さなかった場合、イヌッサに話しかけると「(ワンボーは どうしたのサ?) (また まいごに なってないと いいけどサ)」と発言する。この台詞はワンボーはスノーフルで道に迷いがちであることを示唆しており、その原因はおそらく地形に動くものがないためだろう。
ワンボー以外の犬の敵モンスターを全て殺害すると、ワンボーは友人たちは全く動かないことで自分をからかっているのだろうと思い込む。
Pルート[]
Pルートのエピローグでは、ワンボーは家族とともにスノーフルの図書館の外にいる。ワンボーはわんさいぼうはいつも見えるため幸せを感じると述べる。これはアマルガムは絶え間なく震えたり動いたりするためである。Pルートのエンディングのクレジットではワンボーは盲導犬を手に入れたと書かれている。おそらく周囲にある動いていない物体についてワンボーに伝えるためのものだろう。
Gルート[]
全ての犬との戦闘はGルートでも同様である。しかし、レッサードッグを見逃す前に主人公が接近すると、ワンボーは主人公の姿を見ることができないが恐怖のためか思わず身震いしてしまう。
戦闘[]
攻撃[]
- 戦闘時、ワンボーは短剣の見た目をした攻撃範囲を一掃するように動く青色の攻撃のみ使用する。ワンボーは動いているものしか見えないため、この攻撃でワンボーは誰かがいるかを確認する。
- 稀にオワライチョウの放物線状に動く攻撃を使用することがあるが、これはただのバグかもしれない。
戦略[]
- ワンボーの攻撃を動くことなく回避すると、ワンボーは疑いを和らげ、なでることができるようになる。この状態で一度なでると、ワンボーは興奮し、次に攻撃を喰らっても逃がすことができるようになる。
- ワンボーを複数回なでると困惑し、ダイアログがより多く出現するようになる。5回なでると、ワンボーは十分だと言って落ち着きを取り戻す。
- ぼうきれを投げるか大ダメージを与え、ワンボーの攻撃をかわすことでも逃がすことができる。
台詞[]
ネタバレを含む可能性があります。 |
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戦闘前
エンカウント
戦闘後
グリルビーズ
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フレーバーテキスト[]
- うごくものに すぐこうふんする。 しゅみ:リス など。 [ぶんせき]
- ワンボーに ゆくてをふさがれた! [エンカウント]
- ワンボーは うごくものに はんのう している。 [青い剣に当たった後]
- ワンボーは なにも みつけられない ようだ。 [青い剣に当たらなかった後、ナデナデもぼうきれの使用もしていない]
- ワンボーは こちらの うごきを けいかい している。 [最初のターンに、または青い剣に当たってナデナデ]
- ワンボーを なでた。 [青い剣に当たらないでナデナデ]
- ワンボーは なでられた。 [ナデナデ後、青い剣に当たらない]
- ぼうきれを なげると イヌは はしって とりにいった。 そうやって しばらくあそんだ。 [ぼうきれを使用]
- ワンボーは ぼうきれを とってくるのが だーいすき!!! [ぼうきれを使用して、青い剣に当たらない]
関係性[]
わんさいぼう[]
ワンボーはわんさいぼうが家族の一員に加わったことを嬉しく思っている。わんさいぼうは絶え間なく動き続けるため、ワンボーは常にわんさいぼうを見ることができる。
イヌッスとイヌッサ[]
ワンボーはグリルビーズでイヌッスとイヌッサとともにテーブルゲームをして遊ぶ。イヌッスとイヌッサはときどきワンボーの動いていないものが見えない性質を利用してワンボーにいたずらする。このようなことがあっても、ワンボーはこの2人と付き合って遊んでいるし、イヌッサはワンボーがグリルビーズへトランプを遊びに来ないとワンボーを心配する様子を示す。
グレータードッグ[]
グリルビーズもワンボーやイヌッス、イヌッサとテーブルゲームで遊ぶ。ワンボーはグレータードッグのことを「デケぇ アホ」と呼んでいるが、トランプではグレータードッグの方が勝つだろうと述べる。Pルートのエピローグでは、ワンボーはグレータードッグは自分の考えを文字に書き表していると語る。しかし、主人公はグレータードッグの書いた文字は単に「ワン"」という単語を「草書体」で書いたものだと述べている。
ギャラリー[]
トリビア[]
- Doggoという名前は"doggo"という言葉に由来する。この言葉の意味は「見つからないようにじっと動かず静かにしている」ことを意味する。これはワンボーの視覚障害に言及している。Doggoという名前は"dog"という語を含んでおり、どの犬のモンスターの名前もこれらの二つの特徴を併せ持っている。
- ワンボーの視覚障害は現実にも存在し、リドック症候群として知られている。
- ワンボーの見張り場には"Wan"と書かれた張り紙がある。当然ながら、"Wan"とは犬の吠え声を表す日本語の擬音語のことである。ワンボーはなでられたときもこの台詞を言う。
- ごく稀にワンボーがオワライチョウやいきがりバードの放物線状に動く攻撃を使用することがある。[1]
- ワンボーのほねっこジャンキーをキメるという行動は「リーサル・ウェポン3」でメル・ギブソンが演じた登場人物を元にしているかもしれない。この登場人物は煙草をやめているときに犬のおやつを食べていた。[2]
- ワンボーは犬のモンスターの中では唯一うざいイヌのスプライトの攻撃を使用しない。
- スノーフルの犬の隊員のうちワンボーのみを殺し、他を殺さずにいると、アンダインはワンボーはいつも自分を笑わせてくれたと述べる。