参考記事:http://undertale.wikia.com/wiki/Endogeny (Undertale Wikiより翻訳・加筆)
Endogeny(わんさいぼう)(戦闘時は見逃す条件が達成されるまでは単に"Amalgamates(アマルガム)"と表記)はしんじつのラボで遭遇するアマルガムである。最初は換気扇のある部屋の中を浮かぶ塵の姿をしている。最初にアマルガムという名前で説明されるモンスターでもある。
プロフィール[]
わんさいぼうは数匹の犬のモンスターのケツイで満たされたタマシイで構成されている。その中にはイヌッスとイヌッサの両親や、ワンボーとグレータードッグ、レッサードッグの家族も含まれている。
外見[]
わんさいぼうの姿はぼんやりとした形の大きな犬という様相で、「頭部」にはとんがった耳があり、顔には穴が一つあるだけである。その大きな体には踵を地面から浮かせた脚が6本あり、これらの脚は5匹の小さな犬のシルエットを形成している。一連のこうどうを完了させると、この五つの犬のシルエットは満足した表情を見せるようになる。
性格[]
わんさいぼうはゲーム中に登場する犬の多くと同じ興奮した振舞いを見せるが、グレータードッグと同じくその巨体と力のために相手を傷つけてしまうことに気がついていないようだ。口からは液体が出ているが、わんさいぼうが興奮するとその液体は「パピネスバブル」になる。
戦闘[]
攻撃[]
- うざいイヌに似たスプライトの犬(ただし顔にはわんさいぼうの口しかない)が脚を引っ込めて、尻尾の下からロケットを出す。攻撃が終了するまで、このロケットを使って主人公のタマシイの方向へ直線的に数回飛行する。この攻撃は主人公のタマシイが移動可能な範囲を示す枠線からはみ出すことがある。
- 犬がスクリーンの右の方から現れる。最初は顔には何もないが、そのうちに口が開く。それから脚を伸ばしたまま上下に移動しつつ主人公のタマシイの方向にランダムなパターンで矢印を発射する。
攻略[]
- わんさいぼうは呼んでから、なでて、遊び、再び2回なでると(グレータードッグを見逃す方法と同じ)、脚の間の犬のシルエットが満足した表情を見せて攻撃しなくなり、見逃すことができるようになる。
- グレータードッグとは異なり、無視しても何の効果もない。
- ハッシュパピーを使えば即座にわんさいぼうの攻撃を一切封じ、落ち着かせて見逃すことができるようになる。ぼうきれでも同様である(他の犬のモンスターやマジクと同様)。
- ぼうきれやハッシュパピーを使った後でも、クレジットでのアマルガムのテキストを黄色のものにするには、通常の一連のこうどうを実行して満足した表情を見せさせる必要がある(しかし、これらのアイテムを使えばこうどうをより簡単に実行できるようになる)。
フレーバーテキスト[]
- イヌなんびきぶんかは ふめい。 [ぶんせき]
- アマルガムだ。 [エンカウント]
- アマルガムは こちらを じっとみつめている。 [中立]
- たくさんのイヌが あつまった ニオイがする。 [中立]
- ぼうきれを なげると イヌは はしって とりにいった。 そうやって しばらくあそんだ。 [ぼうきれを使用]
- めを そらそうとした… しかし アマルガムは あちこちに あらわれる。 [むしする]
- アマルガムは とおすぎて なでることが できない。 くうきを ナデナデした。 [よばないでナデナデ]
- アマルガムは あそびたくない ようだ… まだ テンションがひくすぎる…? [ナデナデしないであそぶ]
- アマルガムを よんだ。|アマルガムは とびはねながら ちかづいてきた。くちから ナゾのえきたいが とびちる… [よぶ]
- アマルガムのしょくしゅが すばやく かいてんする… なにも おこらなかった。 [複数回よぶ]
- アマルガムは ちゅうに ういて ひとなつっこく ちかづいてきた。 [よんだ後]
- アマルガムをナデナデした。アマルガムは けいれんした。アマルガムは おとなしくなった。|アマルガムは ひざのうえで おとなしくしている…|グー グー…|とつぜん ひざから とびおり ものすごい いきおいで かべを のぼりはじめた! [よんでからナデナデ]
- アマルガムをナデナデしようと とした… しかし てが すりぬけてしまった。|いまは なでられたくないようだ。 [よんでからあそばないで複数回ナデナデ]
- アマルガムは ツメで かべを ひっかいている。 [よんでからナデナデ後]
- ぶきを とおくへなげた。|アマルガムは ぶきを ひろって もってきた。ちょっと とくいげ…?|おなじことを なんどか くりかえした。|アマルガムは つかれたようだ… えきたいを したたらせ かたちの ないからだで よりかかってくる… [ナデナデしてからあそぶ]
- アマルガムは ひとなつっこく けいれんしている。 [ナデナデしてからあそぶ後]
- アマルガムは つかれていて あそびたくないようだ。 [ナデナデしてから複数回あそぶ]
- アマルガムをナデナデした。「パピネスバブル:ステージ1」を はきだし はじめた… [あそんでからナデナデ]
- アマルガムの けいれんが はげしくなった。 [あそんでからナデナデ後]
- とどめのナデナデ! アマルガムは まんぞくしたようだ。 [あそんでから2回ナデナデ]
- わんさいぼうは まんぞくしている。 [逃がす条件を満たす]
- おなかをワシワシしようとした… しかし どこからどこまでが おなかか わからない。 [あそんでから3回以上ナデナデ]
ストーリー[]
Pルート[]
Pルートの終わり際では、スノーフルの図書館の外で他の犬のモンスターと一緒にいて、家族になっている。わんさいぼうに話しかけると、グレータードッグを真似した調子の鳴き声をする。おそらく、グレータードッグのこれらの特徴はわんさいぼうを構成するモンスターのうちの一つから遺伝したのだろう。クレジットでの黄色のテキストでは、他のアマルガムと同じく、家族と一緒に暮らすとあり、他の犬のモンスターと一緒の時間を過ごし続けているであろうことが示唆されている。
トリビア[]
- Endogenyという名前は"endogenous"という単語に由来し、その意味は「原因や起源が内在する」という意味で、一つの家族の構成員複数名で構成されたアマルガムであることを言及している(そして、おそらくは構成するモンスターの親も構成員として含んでいることを示唆しているのだろう)。同じ家族である他の犬のキャラクターと同様に、Endogenyという名前には"dog"という単語が含まれている。
- わんさいぼう戦のBGMは見逃す条件が満たされるまではゲームファイル中で"
mus_woofenstein
"というファイル名のものになっている。このファイル名は"Frankenstein"(フランケンシュタイン)かテレビゲーム「Wolfenstein」と犬の唸り声"Woof"をかけたものと推定される。 - わんさいぼうの攻撃の性質やフレーバーテキストを見ると、わんさいぼうの肉体にはロケットのようなある種の推進手段があるようだ。
- Toby FoxはSteamのページで"If you play this game, can you count the dogs for me? I'm not very good at it."(もし君がこのゲームを遊ぶとしたら、犬が何匹いるかを数えてくれないか。私はあまり得意じゃないんだ)とコメントしている。これはわんさいぼうをチェックしたときのテキストについて言及しているのだろう。
- わんさいぼうへのこうどうが成立するにつれて、BGMの再生速度は速くなっていく。こうどうが完了すると再生速度は加速しなくなり、Dogsongの再生速度を遅くしたものが重なって流れ始める。
- わんさいぼうはアマルガムの中では唯一俯瞰視点時のスプライトと外見が似ている。
- 戦闘中にハッシュパピーかぼうきれを使用すると、わんさいぼうの満足したときの姿を見せるより前に攻撃を封じてしまう。
- 戦闘中、わんさいぼうは常に震えているが、見逃すための条件が整うにつれて震えは徐々に激しくなっていく。口の開閉の速度も上がっていく。
- わんさいぼうが攻撃時に召喚する犬はゲームファイル中では"nofacedog"という名前がついている。ロイヤル・ガードに所属していない犬は全て、動かないと当たらない青い弾幕を放たない。