Undertale Japan Wiki
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参考記事:http://undertale.wikia.com/wiki/Froggit (Undertale Wikiより翻訳・加筆)

Froggit(フロギー)いせきで出現するモンスターである。いせき内でNPCとしても登場する。ハードモードコアで、フロギーに対応するモンスターはファイナル・フロギーである。

プロフィール[]

外見[]

フロギーの全体的な外見は白い蛙といった様相である。二つの前足だけが見え、また胸には三つの黒い点がある。前足の間には、丸い口をもち、何度も目を瞬かせる小さな生物のように見えるものがある。この生物のようなものについては、フレーバーテキストや台詞でも特に語られていない。

性格[]

HPが低くなると主人公から逃げ出そうとしたり、脅されると身震いしようとしたり、全体的に見て弱い部類に入る。主人公の言葉を理解できないのにも関わらず、主人公の意見に容易く影響される。しかし、幾分かこの世界の物事を理解しており、主人公にゲームの機能や「にがす」ためのテクニックを教えてくれる。

ストーリー[]

Nルート/Gルート[]

主人公がトリエルの後を追っていせきを進んでいるとき、主人公は一体のフロギーにエンカウントする。この最初にエンカウントする個体は通常の個体とは異なる。battle IDとmonster typeは4ではなく3であり、フレーバーテキストも「Froggit hopped close!(フロギーが こちらへ とんできた!)」ではなく「Froggit attacks you!(フロギーが おそってきた!)」である。HPは30ではなく20であり、防御力は4ではなく1である。この特殊な個体はバーを上手く止めると一撃で倒すことが可能であり、10 EXPと20 GOLDを獲得できる。倒さなければ、単にトリエルが怖がらせて追い払うだけである。ハードモードでも差し替えられず、倒さなくてもGルートには進めるが、倒してもキルカウンターは増えない。

トリエルが用事を済ませに主人公を置いて立ち去ってから後は、友好的なフロギーが登場するようになる。このフロギーたちは主人公と話をすることができ(おそらく鳴き声が翻訳されているのだろう)、その多くは、フルスクリーンモードにする方法のような、ゲームについての基本的かつ重要な情報を伝えてくれる。

最初の友好的な個体はトリエルが主人公を置いていった部屋のすぐ隣の部屋で登場し、エンカウントしたモンスターをどう扱うべきかについて助言すると同時に、もし敵モンスターが戦いたがっていないのならば慈悲を見せることを勧めてくる。ハードモードでは、この世界のモンスターは凶暴だから危険で、逃げることは成功しにくいので他の方法を試すことを勧めてくる。いずれのモードでも、主人公がモンスターを一体でも殺害していると登場しない。

スパイダースイーツ即売会の北にある長い広間の部屋では、情報を教えてくれるフロギーが最高3体登場する。

  • その部屋にいる第一のフロギーはXキーで会話をスキップすることについて教えてくれる。この部屋に入る前に既に会話のスキップを行っているか、20体以上殺害すれば、この個体は登場しなくなる。
  • 第二のフロギーはF4キーでフルスクリーンにすることについて教えてくれる。このフロギーはF4の意味を「four frogs(フロッグが4匹)」であると推測するが、この部屋には3匹しか見当たらないと困惑する。
    • 第一の個体と第二の個体の間の後方の壁を調べると、第四の「ant-sized frog(アリんこサイズのカエル)」がこちらに手を振っていることがわかる。
  • 第三のフロギーは主人公を人間だと見分け、主人公の慈悲を褒めてくれる。このフロギーはモンスターの名前のテキストが黄色になっていると、そのモンスターを「にがす」ことができるということを教えてくれる。
    • 主人公がその黄色のテキストは役に立つことを同意すると、フロギーは「にがす」ことは主人公が戦いたくないことを意味すると言い、名前のテキストが黄色でないときでさえも逃がさなければならないときがいつかあるかもしれない、と続ける。これは、トリエルとの戦いを安穏に終わらせる方法の一周目では唯一のヒントとなっている。他にオワライチョウいきがりバードパピルスにも有効。
    • 主人公がその黄色のテキストは役に立たないと言うと、このフロギーは黄色の「にがす」用のテキストを捨て去り、そのテキストを黄色から白色のものにするように皆に勧める。これにより、以降の戦闘ではモンスターが逃がせるかどうか、色では判別できなくなってしまう。その後もう一度フロギーに話しかけると、皆の名前を白色にしたのを戻したいかと尋ねられる。
      • 主人公が同意すれば、このフロギーに名前のテキストを元に戻すように頼むことができるが、皆は黄色の「にがす」用のテキストを既に捨ててしまったため、去年流行したピンク色のテキストを使用するようになる。更に話しかけると、主人公がこれで満足しているといいと思っているというようなことを言う。
Ant sized frog

蟻んこサイズの蛙

昔の都市を見下ろすバルコニーの近くでは、フロギーがトリエルが食料の袋を抱え出てきたのを見たが、近寄るのは怖かったと話す。ハードモードの場合、トリエルは食料の袋を持っていなかったと言う。この台詞はトリエルがバタースコッチシナモンパイの代わりにカタツムリパイを作る理由を説明するものである。このフロギーも、主人公がEXPを1以上持っていると出現しない。

主人公がモンスターをランダムエンカウントで16体以上殺害すると、残るNPCのフロギーも皆いなくなってしまう。

Pルート[]

トリエルが主人公の独立心を試した部屋の東にある部屋にいるフロギーが、主人公は「quite a thoughtful and conscientious person(とても思いやりのある良心的な人)」に成長したと評価する。このフロギーはそれが自分の助言のおかげであってもなくても、主人公のことをとても誇りに思っていると語る。

  • 広間の部屋の第一のフロギーは主人公にXキーの使い道について再び話し始める。もしこのフロギーとの会話をXキーを押してスキップすると、このフロギーは何も変わっていないと評する。会話をスキップしなければ、主人公は本当に良く出来た人だと語る。
  • 第二のフロギーは主人公に第四の蛙を見つけたかと聞いてくる。見つけていようがいまいが、この会話は変化しない。
  • 主人公が名前のテキストの色を変更していなければ、第三のフロギーはしばらくの間黄色の名前にしたのは良かったと語るが、次は緑色を試した方がいいと語る。この台詞は「にがす」用のテキストの色に影響しない。
  • バルコニー近くのフロギーは、いせきを封じていた扉が今は開いていることを伝える。このフロギーは地下世界の他の場所を踏破したがっているが、バリアも開いていると教えると、このことは一歩一歩進めるべきだろうと言う。

戦闘[]

同時に出現するモンスター[]

攻撃[]

  • 5匹の小さな蝿が一匹ずつ上の方から画面に入り込む。蝿はしばらくの間移動を停止し、それから主人公のタマシイの方向へ移動してくる。
  • 孤立している時は、小さな蛙が右下の隅に現れ、別の側へランダムな力でジャンプする攻撃を使う。
  • 孤立していない時は、点のような弾が上辺から現れ、移動を停止もタマシイを追跡もせずにただ下の方に移動する攻撃を使う。蝿と違い翅が無い。

攻略[]

  • フロギーを逃がすには、フロギーを「ほめる」か、「おどす」か、攻撃してHPを低くする必要がある。HPは高いうちに逃がせば、殺すのと同等のゴールドを貰える。

台詞[]

  • ケロケロ [通常]
  • ゲロゲロ [通常]
  • ぴょん ぴょん [通常]
  • にゃあ [通常]
  • テレテレ… [ほめる]
  • ブルブル… [おどす]

フレーバーテキスト[]

  • カエルも つらいよ。 [ぶんせき]
  • フロギーが おそってきた! [最初の個体とエンカウント]
  • フロギーが こちらへ とんできた! [最初以外の個体と単独でエンカウント]
  • 2ひきの フロギーが こちらへ とんできた! [フロギー2体とエンカウント]
  • フロギーと ナキムシが にじりよってきた! [ナキムシと同時にエンカウント]
  • フロギーは いったり きたり とびはねている。 [中立]
  • フロギーの いさましさに あしが すくんでしまった! [中立]
  • フロギーの いさましさに あしが すくんでしまった!   うそ ぴょーん。 [上記を放置すると変化]
  • フロギーは なぜ じぶんが ここにいるのか わからないようだ。 [中立]
  • あたりには カラシのタネの においが じゅうまんしている。 [中立]
  • フロギーは ことばのいみを りかい できないようだ。それでも てれている。 [ほめる]
  • フロギーは ことばのいみを りかい できないようだ。それでも こわがっている。 [おどす]
  • フロギーは あまり たたかいたく ないようだ。 [逃がせる状態]
  • フロギーは にげようとしている。 [低HP]

トリビア[]

Placeholder
  • フロギーはUndertaleで最初に作成された敵キャラクターかもしれない。Undertaleの初期、つまりは"UnderBound 2"という名前だった頃のスクリーンショットには"TestMonster"という名前の2体のフロギーと戦うシーンがある。[1]ゲームファイル中にはまだこの戦闘のデータがある。しかし、2体のフロギーではなく3体の"TestFroggits"との戦闘になっている。
  • 最初にエンカウントするフロギーからは常に10 EXPと20 Goldが得られ、LVも上がる。一方で、他の普通の個体からは3 EXPと2 Goldしか得られない。
  • 原版、Froggitという名前はfrog(蛙)とribbit(蛙の鳴き声)を組み合わせたものである。
  • 原版のフレーバーテキスト"Life is difficult for this enemy"(直訳:この敵にとって人生は難しい)は「セサミストリート」などに登場する蛙のキャラクターの「カーミット」とその歌「It's Not Easy Being Green」が元になっている。また、日本語版のフレーバーテキスト「カエルも つらいよ。」は、日本のテレビドラマ及び映画シリーズ「男はつらいよ」のオマージュだと考えられる。
  • フロギーのフレーバーテキスト"Froggit doesn't seem to know why it's here"(Froggitはどうして自分がここにいるのかが分かっていないようだ)はUndertaleのKickstarterのページのチームメンバーのリストが元になっている。そのリストの最後のエントリーにはフロギーの絵があり、"Froggit doesn't know why he's here."というキャプションがついている。
    • 興味深いことに、このKickstarterのページではフロギーは"he"(彼)と呼ばれているが、ゲーム中のテキストでは"it"と呼ばれている。
    • また、このテキストは、いせきがゲームで最初に訪れるエリアであるからかもしれない。ファイナル・フロギーのフレーバーテキスト"Final Froggit knows exactly why it's here"(Final Froggitはどうして自分がここにいるのかを正確に分かっている)は、ゲームの道筋が既に決定され、ファイナル・フロギーが自分の運命と主人公が何をしてくるかを悟っているためとも考えられる。
    • 「F4を押すとフルスクリーンになるケロ。F4というのはフロッグ(=カエル)が4匹居るという意味ケロ?」というセリフを持つフロギーがいるが、任天堂switch版ではフルスクリーン概念が無いので「フレーム(設定で選択可能)があるらしいが、カエルのフレームはないらしいケロ…」という台詞に差し替えられている。
  • フロギーがダメージを受けたときの効果音は、フラウィが攻撃を受けたときの効果音と同じである。

注釈[]

  1. Toby Fox(2013年2月4日). "UnderBound" 2015年12月9日取得.
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