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カラータイルのパズル(Multicolor Tile Puzzle) は、UNDERTALEのゲーム本編に登場するパズルの一種である。それぞれ別々の機能を持ったタイルの上を渡り歩き、ゴールを目指すパズルである。ゲーム内では2度遭遇し、1回目はスノーフルのもりでのパピルスが、2回目はホットランドにおいてメタトンがパズルの仕掛けを出題してくる。
ルール[]
- ピンクのタイルにはなんの効果もなく自由に歩くことが出来る。
- 緑のタイルも攻略中は特に効果がない。しかし、攻略後に「警報が鳴ってモンスターとの戦闘になる」という注釈がある。
- 赤いタイルは壁であり、通ること/上に乗ることができない。
- 黄色のタイルは主人公をひとつ前のタイルに押し戻す。黄色いタイルを通り抜けることはできない。
- オレンジのタイルは主人公にオレンジの香りをつける。
- 紫のタイルはスノーフルの氷の道と似ており、主人公を強制的に直進させてレモンの香りをつける(レモンの香りの石鹸によってツルツル滑る)。
- 青のタイルは下記の要素により効果が異なる。
- 黄色のタイルと隣合っている場合、青いタイルも感電し、1つ前に戻される。
- 主人公がオレンジの香りをつけられていた場合、黄色のタイルと同じ働きをする(青いタイルにはピラニアが生息しているようで、主人公がピラニアに噛みつかれるのだろう。ピラニアはオレンジの香りが好物らしい)。
- 上記のいずれも満たしていない場合、ピンクのタイルと同じ働きをする(泳いで渡ることができる)。
- 紫のタイルにはレモンの香りが含まれているが、青のタイルのピラニアはレモンの香りが苦手なので青×紫はそのまま通ることができる。
メインストーリー[]
初めてこのパズルと出会うとき、パピルスが主人公にこのパズルのルールを説明する。しかし機械によるランダム生成のパズルが単なる赤とピンクの線となり、主人公は何事もなく通過することができる。
パピルスのルール説明に対して分からないと答えると、パピルスは混乱してルールをごちゃごちゃに説明してしまう。さらに分からないと答えるとパピルスは苛立ってルールが書かれたメモを残して去っていき、パズルは主人公が自分で起動することになる。メモの字は読みにくく、機械が操作不能だと書かれているようである。
Gルートにおいては主人公がパズルに苦戦しないことに苛立って説明を放棄し、自分で解いてくれと呆れてメモを残す(この場合も読みにくい字で書かれたメモである)。
後述するが、パピルスが操作するパズル生成マシンの機体はメタトンに酷似している。
その次目にするのはホットランドでメタトンが主人公を穴に落としたときである。メタトンはルールを説明し始めるが、100個くらい前のステージで出てきたからルールを覚えているだろうと言いパズルを始めてしまう。30秒以内にパズルをクリア出来なければ火の壁に挟まれて焼かれることとなる。
主人公がパズルを解くことが出来た場合、メタトンは火の壁を消し主人公と戦うことにする(緑のタイルはそのまま通過できるが、警報が鳴って”モンスター”と戦闘になる。そのモンスターとは…メタトンのことである)。パズルを解けなかった場合、火の壁は主人公を焼く寸前でアルフィーによって消されるが、結局メタトンと戦闘になる(緑色のタイルを通り抜けているため。1マス目以外の上下2マス目はどちらも緑色のタイルである)。
主人公が一歩も動いていない(緑色のタイルを踏んでいない)場合も、結局メタトンは主人公をここで殺してしまおうと色々ごたくを並べ、戦闘になる。
Gルートにおいてはこのパズルは作動しない。そもそもメタトンと相対するのはラボとコアの最奥のみである。MTTリゾートの入り口から下に行き、パズルを見るとタイルは全て灰色に置き換わっている。
小ネタ[]
- スノーフルのカラータイルパズルを生成している機械はメタトンに酷似している。このことはメタトンが元々スノーフルのカラータイルパズルを生成していたか、カラータイルパズルがメタトンをモチーフに作られたことを意味しうる(パピルスによれば、カラータイルのパズルはアルフィーの偉大な発明だという。メタトンを作ったのも彼女であることから、酷似性があっても不思議ではない)。
- メタトンのカラータイルのパズルを突破した後、その部屋でパピルスに電話した場合、会話に変化がある。
- (パズルを攻略した場合)パピルスは、主人公がクリアできたのはパズルの説明をした自分の教え方が上手だったからだと誇らしげになる。
- (パズルを攻略できなかった場合)パピルスは、前に教えたことがあるのにどうしてできなかったのか尋ね、次にパズルが出てくる機会があるかもしれないからとパズルのルールを教えてくれる。ピンク、赤、緑…の順に説明されるが、その先は電話の通信が切れてしまう。電話をかけ直すと、今度は「縞模様のタイル」なる存在しないタイルについて説明し始める。その説明を聞くことなく、電話は切れてしまう。
- 主人公にオレンジの香りがついた状態で青いタイルを踏むと、ピラニアによって進むことができない。しかし、稀にピラニアの代わりにうざいいぬが出てくることがある(結局進むことはできない)。
- ゲーム内で説明されるにも関わらず、緑のタイルを踏んでモンスターと戦闘になることはほとんどない(1回のみである)ので、緑のタイルは機能的な面で言うとピンク色のタイルと同じである(ただし、緑色のタイルを踏むと音が鳴る点を除く)。
- 「緑のタイルを踏むとモンスターと戦闘になる」が、これはパズルの攻略後/制限時間切れ後に発生する。そもそも緑のタイルが発生するのは2回目(対メタトン)のみなので、戦闘になるモンスターはメタトンである。主人公が一歩も動いていない場合でも、メタトンは戦闘を仕掛けてくる。
- 緑のタイルの効果は重複しない。1つのパズル中に何回踏んだとしても、遭遇するモンスターは1体だけである。(前述の通り)
- メタトンの出題するカラータイルのパズルにおいて、クリアできなかった場合は火の壁が出てきて焼かれてしまう。が、アルフィーから電話がかかり、「今ファイヤウォールをハッキングするね」と言われ、火は消える。このファイヤウォールとは「火の壁」という意味と「ネットワークの防御システム(ファイヤウォール=ネット用語)」という2つの意味をかけているのだと思われる。