参考記事:New_Home (Undertale Wikiより翻訳・加筆)
ネタバレ注意! |
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この記事には大きなネタバレ要素が含まれています。もしゲームをクリアしていないのなら、この記事を読むことはお勧めできません。 |
ニューホーム(New Home)はアズゴアが治めている地下世界の首都のことである。主人公はバリアに到達する直前にこのエリアを訪れることになる。
外観[]
ニューホームは基本的にモノクロームな灰色系統で統一されており、長い廊下を有している。廊下からは大きな建造物群を見ることができる。
ただし、最後の廊下と謁見の間のみ、鮮やかな黄色で統一されている。
ストーリー[]
ニューホームは最後のメタトン戦の後コアから入ることになる。ここがアズゴアに会う前に訪れる最後のエリアとなる。一貫して、ランダムエンカウントによる通常の戦闘は発生しない。
Nルート[]
最後のメタトン戦後にアルフィーからの話を聞いた後、主人公はエレベーターに乗ってニューホームに向かうこととなる。しばらく進むとトリエルの家によく似たアズゴアの家があり、その中を探索しているとモンスターとのエンカウントが始まる。しかしこのモンスター達は主人公のことを人間だと気付いていないため、戦闘には至らない。代わりにモンスター達はアズゴアと最初の人間に関する昔話を語り始める。
昔話は、地下世界に落ちてきた人間をアズリエルが見つけ、トリエルとアズゴアがその人間を2人目の子供として迎えたというものである。
ある日人間は非常に重い病を患い、死に際に「故郷の金色の花が見たい」という願いを言ったが、モンスター達はバリアを通り抜ける術を持っていなかったため願いは叶わず、しばらくして人間は息絶えてしまった。その後、アズリエルは人間のタマシイを吸収し、バリアを通り抜け人間の遺体を故郷の村へと送りに行ったのだった。
しかし、村の人間たちはアズリエルが人間を殺したのだと思い込み、彼を攻撃した。アズリエルは大きな怪我を負い人間の遺体とともに命からがら地下世界へ戻ってきた。そしてその怪我が原因で、アズリエルはすぐに息絶えてしまった。彼の体は塵となり、お城の庭に降り注いだのである。
アズリエルと人間を同時に失ってしまい心に大きな傷を負ったアズゴアは、バリアを破壊するためにあることを宣言した。それは地下に落ちてきた人間を殺し、バリアを壊すために必要な7つの人間のタマシイを集めるというものだった。トリエルはその計画に反対し、女王の座を捨てアズゴアの元を離れた。そして、地下に落ちてきた人間を守るためにいせきに住むようになったのだった。
「あなたはもうすぐ自由になる」と、モンスターがゲームの終わりを暗示し、昔話が終わる。
昔話が終わり、ニューホームの街並みを通り過ぎると主人公は長い回廊に出てサンズと相対する。そこでプレイヤーはこれまでに得たEXPとLOVEに基づいた審判を受けることとなる。ここでの会話はEXPとLOVE(またはその他の要素)に応じ10種類以上のパターン分岐が存在する。
回廊を抜けると謁見の間の入り口がある通路に出る。謁見の間に入らず通路を右に進むと過去に落ちて来た7人の人間のものと思われる棺桶が安置された部屋がある。棺桶を調べた時に表示されるテキストはルートによって異なる。
謁見の間に入るとアズゴアがいて、彼に着いてくるようにと言われる。床には金色の花が一面に咲いており、広間の中央にアズゴアの玉座が置かれている。部屋の隅にはかつてトリエルが座っていたと思われる別の玉座が布をかけた状態で置いてある。
アズゴアに従って奥にあるバリアの前まで進むとアズゴアと戦闘になる。アズゴアは戦闘が始まる直前まで主人公に対して優しく礼節ある態度で接してくれる。戦闘の前に引き返すかどうか選択肢が出るため、バリアの部屋に進んでから引き換えすことも可能。
Pルート[]
しんじつのラボでの探索を終えた後、エレベーターが勝手に作動しそのままニューホームに行くこととなる。ニューホームに着いた後はエレベーターが謎のツタにふさがれ使えなくなるので、主人公はそのまま進まざるを得なくなる。
一度リセットを経ていた場合、最後の廊下でサンズの審判を受けるが、このルートではLOVEを得ることはないためサンズからの賞賛を受けることになる。そして、主人公ならいずれ起こる大きな困難もケツイによって乗り越えられるだろうと主人公に語り掛ける。
アズゴアと対峙した時、主人公とアズゴアの戦いを止めるため、今まで友達になった多くのモンスターが駆けつけてくるが…
Gルート[]
このルートでは、アズゴアの家でモンスターの代わりにフラウィとエンカウントすることになる。この時も戦闘には至らず、彼はフラウィとして目覚めた後の生活で考えたこと、感じたことなどを語る。しかし、さすがのフラウィも主人公が常軌を逸するレベルで凶悪凶暴になり、モンスターを虐殺しまくったことに怯え、フラウィ自身も手にかけられるかもしれないと怖がり始める。そして主人公に向かって「そのブキミな顔して近づいてくるのをやめろ!笑えない!趣味が悪い!」と絶叫し、さいごのかいろうに辿り着く。
最後の廊下には審判を兼ねてサンズが立ちはだかり、Gルートにおける実質最後の戦闘が始まる。