Undertale Japan Wiki
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参考記事:Papyrus(英語版wiki)

Papyrus/パピルスアンダーテールに登場するキャラクターの一人であり、サンズの弟にあたる[1]ロイヤル・ガードの一員となることを夢見ており、そのために人間を捕まえようとしている。


ネタバレ注意!
この記事には大きなネタバレ要素が含まれています。もしゲームをクリアしていないのなら、この記事を読むことはお勧めできません。


外観

種族は人間の骨格に似たスケルトンであり、兄(サンズ)と比べると背が高い。
口の端の形状のせいか常ににやけたような表情をしている。

普段は「せんとうようボディ」と呼ばれる格好をしており、赤いマフラー・ブーツ・手袋を着け、青いパンツをはいている。
もっとも、このせんとうようボディはサンズがコスプレパーティー用に作った衣装とのこと。

人物像

初めて出会ったときは、サンズから「すじがねいりのニンゲンハンター」と紹介され、実際に人間を捕えることに躍起になっているが、実際は人間に会うこと、人間と友達になることを夢見ており、人懐っこい優しい性格である。

非常に決心が強く、アンダインの家に訪れてロイヤル・ガードの一員になりたいと頼み込んだことがある。
夜中に行ったせいで追い返されたものの、パピルスは一晩中家の前で待ち続け、朝に再びアンダインが外を見るまでそこにいた。
それを見かねてアンダインはロイヤル・ガードとなるための訓練をつけることにしたという。

しかしながら彼の性格は、ロイヤル・ガードとなるにはあまりに気楽で、人が良い性格であった。
彼自身のいかなる攻撃も主人公のHPを0にすることが出来ない点と、どんなに負傷した状態でも開戦時とエンカウント回避時にHPを完全回復してくれる点はこの性格によるところもあるだろう。
ただし戦闘能力そのものは高いらしく、アンダインも「かなり強いほう」と述べている。

そのためアンダインは訓練と称して「料理」を教えるように方針を変え、その影響でパピルス自身も料理をすること(特にスパゲッティを作ること)を好むようになっている。
味はサンズ曰く「あまりに酷いがこれでもレッスンのおかげでましになったほうだ。今年中には食えるものができるようになるだろう」とのこと。
パピルスお手製のスパゲッティはデートイベント中に実際に食べることができる。味は詳しく表現されないが、少なくともどんな時も真顔の主人公が顔をしかめる位の味である。

恐竜の卵入りオートミールが好物である。[2]

戦闘では「あおこうげき」や「スペシャルこうげき」などの、特徴ある攻撃をする。

ストーリー

Neutral Route

スノーフルの森主人公とサンズが出会ってすぐに、サンズはパピルスがやってくるのを察知したため、主人公に「いかにもちょうどよい形の」ランプの後ろに隠れるように促す。サンズの話術も相まってこの場面ではパピルスは主人公に気付かないままその場を去って行った。その後にサンズとパピルスと話し込んでいるところに主人公がやってくるものの、再びサンズの話術によって近くにある石に気を取られる。だがすぐに主人公のことに気が付いてしまう。

その後、あらゆるパズルによって主人公の行く手を阻むものの、次第にパピルスの心境が変わってゆく。戦う直前、主人公を捕まえることに対してややためらう様子が見て取れる。戦闘においても彼は主人公を殺したりはせず、捕えたのちにサンズとパピルスの家の隣にある彼の小屋に監禁する。なおこの時にパピルスから受けたダメージが完全回復し、小屋からは容易に脱出することができる他、三度脱走すると戦闘自体を回避できるようになる。

和解後は主人公にアドバイスをしてくれるようになる。加えてトリエルも逃がしているとメニューに兄と並んで姿を見せる。また彼と親交を結ぶと、携帯電話で任意に彼との会話を交わすことが出来る。この会話は主人公のいる位置によって様々なものとなる。

反対にパピルスが殺害された場合、アンダインやサンズの主人公に対する態度は非常に辛辣なものとなる。

True Pacifist Route

デモ版ではゲーム終了時に、次は自分の出番だと思っていたが体験版では出番が無い、と判明し悔しがる。

製品版ではパピルスは基本的にNルートと同じように行動する。 ホットランドでの熱中症からアンダインを主人公が救うと、パピルスが彼女との仲を取り持ってくれる。彼女とのデート後に彼が彼女と共に帰宅し、家の前で会話可能。以降、スノーフルの森とパピルスの前と彼らの家を除く場所での通話に必ずアンダインが参加。

メタトンEX戦後に対面に来た主人公に、サヨナラではなく「またね」でお別れすることというルールを制定したと語る。 更にアンダインのてがみを主人公に任せるのも彼の提案だったらしい。アルフィーとデート後に対話に行くと、電話番号を集めていると言う。

最後のニューホームを抜けた後、アズゴアとの戦いをトリエルが止めた後、主人公が友達になったモンスターをおそらく先程集めた番号に電話して引き連れ助けに駆けつけてくる。 そして、アズリエルとの戦いの中で、サンズと一緒にまよえるタマシイとして出現してくる。

エピローグでは人間に挨拶して人気者になろうといきまいて走り去っていく。また、エンディングでは高速道路を念願の車で走る夢を実現させている。

Genocide Route

デモ版には、赤文字での勧めに差し代わっているため一切登場しない。

製品版ではNルートのように能天気な雰囲気を漂わせるものの、ランプに隠れようともしない主人公が眼前に居てもサンズと会話しただけで去って行き、主人公が再び石の前に現れてもわざわざ消去法で人間と判断。主人公のパズルに一切挑戦しようともしない態度に驚き、主人公の行動を改めさせようとする。

ここでパピルスを攻撃した場合、彼はそれでもなお主人公は改心できるはずだと言いのこして息絶える。逆に見逃した場合はすぐに戦闘が終わり、きっと暴力を振るわないと信じていたこと、そして内心はとても主人公のことを怖がっていたことを打ち明ける。そしてニュートラルルートに戻り、サンズ、アンダインの態度もそこまで辛辣ではなくなり、パピルスとのデートもできる。この状態でパピルスの部屋の骨箱を覗くと、説明が変化している。

キル・カウンター満了前にパピルスとのNルート同様の戦闘に負け、キル・カウンターを満了してパピルスと再戦すると、パピルスは無言で攻撃してくるが、パピルスにこうどうし続けた場合、他のルートと同じように犬に必殺技を取られ、通常攻撃を繰り出す(ここのセリフは全く変わっていない)。その後、エラーが出てゲームが終了してしまう。これは、Nルートの結末とGルートの結末が同時に発生したことによるゲームのクラッシュである。このエラーはゲームの改造を行わずして出現させることが可能である。パピルス戦で負けたプレイヤーは再戦するか、LV上げに向かってモンスターを倒す行動に出るため、初見プレイでも多く出現する可能性が高い。(家庭用ゲーム機で同様のことを行った場合、パピルスがスペシャル攻撃後に何もしてこないまま詰む)

小ネタ

  • Papyrus/パピルスという名前はSans/サンズと同じく、フォント名を由来としており、彼が話す文章はすべてPapyrusフォントで表記される。
  • パピルスはセリフメッセージがアスタリスク(*)から始まらない唯一のキャラクターである。
    • さらに公式日本語版では唯一セリフが縦書きで表示されるという、特徴ある演出をされている。
  • パピルスに誘われて彼とサンズの家に入ったとき、台所と居間の境を素早く往復し続けると、パピルスが加速するようになる。この加速する時に使われる効果音は、Gルート時サンズが超能力を使う場合の音と同じである。
    • ↑これを連続で複数回繰り返すとLVがあがる時の音がする。しかし実際にはLVはあがらない。
  • 公式日本語訳のアンダーテールでは、パピルスは縦書きの「たぬき油性マジック 」で話す。

注釈

  1. "papyrus would definitely use "aniki." i think. what's your take." - Toby Fox. September 10, 2015.Twitter
  2. "It's that oatmeal with the dinosaur eggs, idiot." Flowey. September 15, 2016. Undertale Q&A




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