参考記事:http://undertale.wikia.com/wiki/Snowdrake (Undertale Wikiより翻訳・加筆)
Snowdrake(オワライチョウ)はスノーフルのもりで出現するモンスターである。自身の母親や友人のいきがりバードからは"Snowy"(ライちゃん)と、ジェリーからは"Drake"という渾名で呼ばれている。後にパピルスの詰所の近くでNPCとして登場する。
プロフィール[]
外見[]
名前の通り、オワライチョウは雪片のような意匠のあるアヒルである。顔は雪片に似た形になっており、羽が雪片のような配置になるように対称的に突き出ている。オワライチョウは全身が明るい青色をしているが、嘴や目、下腹部、足は黄色をしている。両目には模様があり、その模様は左右で異なっている。
性格[]
オワライチョウをぶんせきしたときのテキストは「かんきゃくに ネタをきかせるべく たたかう ティーン・コメディアン。」であるが、オワライチョウの性格はその内容の通りである。オワライチョウは別の反応を引き起こす行動を起こさなければ、いつも駄洒落を言う。駄洒落のうちの一つに対して笑えば、オワライチョウはこのことを誇りに思って逃がせるようになる。しかし、孤立した際にヤジってもランダムで、オワライチョウは敗北感を覚えて即座に逃げる。
ストーリー[]
しんじつのラボにはオワライチョウのいなくなった母親がいる。Pルートのエピローグでは、オワライチョウはスノーフルのもりにあるパピルスの詰所の近くで自身の両親と一緒にいる。父親はホットランドのMTTホテルで公演しているコメディアンである。
戦闘[]
同時に出現するモンスター[]
攻撃[]
- 三日月形の飛び道具が主人公のタマシイに向かって飛んでくる。この飛び道具は放物線か多数の直線を描くように飛ぶ。
攻略[]
- オワライチョウをHP残りを少なくせずに逃がすには、逃がそうとしたりぶんせきやアイテムを使用するというような中立的な行動を最初にとることで、オワライチョウがジョークを言うようにさせ、それからそのジョークを笑ってあげればよい。
- オワライチョウをヤジるとその侮辱は不当だと言い残りHPが少なかろうが逃がせなくなるが、何回目に変化するかはランダムだが孤立させてヤジるとショックで立ち直れず戦闘が終了する。
- ジェリーやヒョー坊がいる時にオワライチョウにネタをひろうすると、オワライチョウの残りHPを少なくしても逃がせない代わりに、ジェリーとヒョー坊を逃がせる。この後、こちらがヤジったり笑ったりするか笑ったモンスターが全滅するまで、オワライチョウはジョークを言わない。
- ジェリーとヒョー坊が主人公の氷をねたにした寒い駄洒落に笑い、オワライチョウは狼狽し続ける。
- オワライチョウのHPが少ないと、オワライチョウがジョークを言っていなくてもただ笑うだけで逃がせる。
台詞[]
- マ…マカ…マカロニ “フリーズ” チーズ… [中立]
- あさめし? シリアル“フロスト” でんがな! [中立]
- “こおり”ゃ どうもまいど! [中立]
- にっちもさっちも “ゆき”まへんねん! [中立]
- すべらんなぁ~ [中立]
- こおりネタってのは ようスベりまんねん! [中立]
- じぶん “こおらし”めたるで! [中立]
- それ おもろいと おもうてますのん? [ネタをひろうする]
- ハハ… ええんとちゃいます? [ネタをひろうする]
- どっかで きいたこと ありますなあ [ネタをひろうする]
- ワテとは ちゃいますなあ… [他のモンスターがいるときにネタをひろうする]
- ワテは そんなん チャイますがな… [他のモンスターがいるときにネタをひろうする]
- ワテのが よっぽど イケとるやん… [他のモンスターがいるときにネタをひろうする]
- なあ…? [他のモンスターがいるときにネタをひろうする後]
- おいおい じぶんら…? [他のモンスターがいるときにネタをひろうする後]
- あれ… おっかしいなあ… [他のモンスターがいるときにネタをひろうする後]
- じぶん ぜんっぜん おもんないで?? [ヤジる失敗]
- (ニンゲンの わるくち) [ヤジる失敗]
- センスも あたまも くさっとりますのん? [ヤジる失敗]
- なんも おもろいことゆうてへんで!? [オワライチョウがジョークを言う前にわらう]
- おもろいやろ!? オヤジめ! みたか! [オワライチョウがジョークを言った後にわらう]
- じぶん おわらいを わかっとりますがな! [オワライチョウがジョークを言った後にわらう]
- おおきに! ほんま さいこうやで! [オワライチョウがジョークを言った後にわらう]
フレーバーテキスト[]
- かんきゃくに ネタをきかせるべく たたかう ティーン・コメディアン。 [ぶんせき]
- オワライチョウが パタパタとんできた! [エンカウント]
- ヒョー坊と オワライチョウが ためいきをついて むかってきた。ジェリー… [ジェリーとエンカウント]
- オワライチョウが じぶんの なまえが ダジャレなことに きづいて パニクっている。 [中立]
- ぬれたまくらの においがする。 [中立]
- オワライチョウは きゃくせきの くうきを よもうと している。 [中立]
- オワライチョウは じぶんの サムいネタに ニヤニヤしている。 [オワライチョウがジョークを言った後の中立]
- オワライチョウは つぎのネタを れんしゅう している。 [オワライチョウがジョークを言った後の中立]
- こおりネタの サムいダジャレを いった。 [ネタをひろうする]
- こおりネタの サムいダジャレを いった。|ほかの モンスターたちには ウケたようだ… [他のモンスターがいるときにネタをひろうする]
- オワライチョウは むねを はった。 [他のモンスターがいるときにネタをひろうする後]
- オワライチョウに やじを とばした。 [ヤジる失敗]
- オワライチョウに 「おもんない」と つげた。 [ヤジる失敗]
- オワライチョウに 「おまえなんか だれにも あいされない」と つげた。|オワライチョウは いいかえそうとした…が ショックで たちなおれない。 [ヤジる成功]
- オワライチョウの ダジャレを きいて わらった。 [オワライチョウがジョークを言った後にわらう]
- オワライチョウが おもしろいことを いうまえに わらった。 [オワライチョウがジョークを言う前にわらう]
- オワライチョウは じぶんの “クール”なジョークに まんぞくげだ。 [オワライチョウがジョークを言った後にわらう後]
- オワライチョウの はねが ボロボロ おちる… [低HP]
トリビア[]
- Snowdrakeという名前は"snowflake"(雪片)と"drake"(アヒルやカモの雄)をかけたものである。
- オワライチョウはMagnolia Porter氏によってデザインされた。Magnolia Porter氏はMonster Pulseのクリエーターでもあり、モンスターの子やヒョー坊、ジェリーもデザインした。ギフトロットのデザインを手伝ってもいる。
- オワライチョウを殺害できるのは一度だけである。以降はコード上は同一のいきがりバードに置き換えられる。いきがりバードは(今は亡き)友人を探している。
- オワライチョウがいきがりバードと同じコードであるためか、いきがりバードがジェリーと出現したときに、原語版ではいきがりバードをオワライチョウと間違えている誤植がある。[1]公式日本誤訳では修正された。
- オワライチョウは自身の父が自分を面白くないと思っているのは間違っていたと発言する。本編では後に、オワライチョウの父はオワライチョウの駄洒落やジョークを嫌っているが、オワライチョウと仲直りしたいと思っていることが判明する。オワライチョウを殺すと、メタトンを殺した後も行方を尋ねられる。
- パピルスとの戦闘が終わってからいきがりバードに話しかけると、オワライチョウは家出しているため、他のティーンはオワライチョウに弁当を分けてあげなければならないことが分かる。また、オワライチョウはパピルスの詰所の近くにいるが、話しかけると、家出したのは父親が自分に'cold'(冷たい)からだと言う。"(WHAT?! That's a JOKE! Laugh at it!)."(え ちょっと いま わらうとこ ですやん!?)
- オワライチョウはギフトロットに飾り付けをした人物の一人であると推定されている。ギフトロットから外された様々な飾りのうちの一つに、子供の頃のオワライチョウの親と一緒に写った写真がある。
- オワライチョウはゲーム中の様々な部分で3種類の代名詞で呼称される。オワライチョウは戦闘時には"it"や"they"と呼ばれ、これらの代名詞は中性的なものであるが、METAホテルにいる父親はオワライチョウを男性と扱っており、男性代名詞や"son"(息子)という言葉を使っている。
- また、オワライチョウのフレーバーテキストでは時折、"the Snowdrake"という呼称が使われている。この呼称はオワライチョウが1羽以上いることを示唆している。ニューホームでも2羽登場し、昔話を語る。
- オワライチョウは強制的に出会うことになるキャラクターではなく、ランダムエンカウントのキャラクターが残っている限り繰り返して出会えるが、Gルートでは、スノーフルの森のキル・カウンターが0になってもオワライチョウを殺さずにいるとGルートは中断され、0になる前にスノーフルの町を訪れた時に殺していないとオワライチョウを示唆するテキストが表示され、セーブする毎にその旨のテキストが表示される。[2]
- “That comedian...”(あの げいにん か…)“The comedian got away.”(あの げいにんに にげられた。)というテキストはオワライチョウについて言及しており、ランダムなモンスターとのエンカウントの際にオワライチョウを殺すことを主人公に気づかせることを意図している。[3]
- 原語版におけるオワライチョウが披露するダジャレは以下の通り。
- M.. m.. macaroni and "freeze" (マ……マ……マカロニ「フリーズ」)("macaroni and cheese"⦅マカロニチーズ⦆という料理と"freeze"⦅凍結⦆をかけた洒落)
- "Chill" out...("chill out"⦅仕事の後に他人と一緒にぶらぶらする⦆と"chill"⦅冷やす⦆をかけた駄洒落)
- Fights you in "cold" blood. (お前と「冷」血に戦うぞ)
- My fave ice cereals: "frosted" (俺のお気にの氷シリアル:「フロステッド」)(おそらくシリアルのブランド"Frosties"⦅フロスティ⦆と"frosted"⦅霜で覆われた⦆をかけた駄洒落)
- Ice puns are "snow" problem (氷の駄洒落は「スノー」プロブレム)
- "Ice" to meet you. (「アイス」トゥミートゥー) - ナイスクリームに通ずるネタ。