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幼かった彼女に挑まれても決して反撃することなく、逆に特訓をしてあげるなど、アズゴアの優しい性格がうかがえる。 |
幼かった彼女に挑まれても決して反撃することなく、逆に特訓をしてあげるなど、アズゴアの優しい性格がうかがえる。 |
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2020年9月12日 (土) 03:32時点における版
参考記事:Undyne(Undertale Wikiより翻訳・加筆)
ネタバレ注意! |
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この記事には大きなネタバレ要素が含まれています。もしゲームをクリアしていないのなら、この記事を読むことはお勧めできません。 |
Undyne/アンダインはロイヤル・ガードを率いる魚人型のモンスターである。
主人公がウォーターフェルを探索している際、全身を鎧で包み襲い掛かってくるが、しばしばモンスターの子の邪魔が入る。
プロフィール
容姿
初めて登場したときのアンダインは全身鎧に身を包んでいるため、どのような姿なのかはわからない。 しかし、決戦時には兜を脱ぎ捨て、ようやく鎧の下に隠された姿を見ることができる。
青い肌を持つ人型のモンスターで、口には鋭い牙が並び、左目に眼帯をつけている。また耳は魚のヒレの形をしている。
普段は鎧に身を包み、槍を得意な武器としている。また自在に光の槍を魔法で作り出して攻撃することもできる。
かなり人間に近いスタイルを持つため、一見してわからないが魚(魚人)型のモンスターである。
これはこれまでのモンスターたちの会話で示唆されているほか、戦闘中にもそれを思わせるメッセージがある。
一見スキンヘッドに近い頭に後頭部にだけポニーテールがあるように見えるが、Pルートで発生するアルフィーのイベント中では前髪を下ろしている姿を見ることができるので、彼女の髪型については謎が多い。
性格
強い意志を持つが気性が荒く、敵とみなしたものに対しては容赦をしない。しかし同時に非常に仲間思いで責任感も強い。
また、その非常に男勝りな性格と口調からわかりにくいが、アンダインは女性である。これも彼女に出会う前のモンスターたちの会話でこっそり提示されている。
非常に好戦的な彼女ではあるが、仲間とみなしている者に対してはとても親しく接する。
特にアズゴア王には強い尊敬を抱き、パピルスやシャイレーンに対しては非常に面倒見のよい面を持っている。
また、アルフィーに対しても密な関係がある。
王であるアズゴアと、地下世界からの脱出という目的の下に行われている彼の計画を強く信仰しており、人間を捕えてタマシイを収集することに熱心になっている。
主人公を打ち負かしたいと考えているが、同時に彼女は正々堂々であろうとする。その姿勢から多くのモンスターからヒーローだと称えられている。
その正々堂々とした態度は、戦闘時においても彼女の攻撃を受け緑色に変わったタマシイがどのような状態でどうすれば攻撃をしのげるかを説明することからもわかる。
主人公と彼女が最初に会った時、彼女は7つ目となる人間の魂を集めるために主人公を殺そうとする。強いケツイを持つアンダインとは単純な話し合いでは通じ合うことはできない。
アズゴアの下で戦闘の訓練を受けている一方、彼女もまた別の者を教える立場にいる。
シャイレーンには主に音楽を、パピルスには主に料理を(本来は戦闘の訓練をつけるはずであったが)教えている。
アルフィーによって人間世界の歴史についてもある程度は知っているものの、アンダインは人間についてアルフィーの趣味である「アニメ」や「マンガ」によって得た情報をもとにしており、アンダインもそれらを歴史書と教えられているため、アンダインの知識は相当飛躍したものになっているようである。
なお、彼女の家はウォーターフェルのナプスタブルークの家の近所にある。魚の顔の形をした特徴的な家がそれである。アンダインと友達になるために訪れなくてはならない。それまでパピルスは帰宅せずにアンダインの自宅の前にいる。
ナプスタブルークには、友好的なレスリングを持ち掛けては避けられている。
ストーリー
Nルート
ウォーターフェルに入って間もなく、パピルスはアンダインに人間捕獲任務の結果を伝えに来る。
彼は人間を捕まえることを止めるべきであると提言したものの、アンダインには逆らえず従う外になかった。
草むらの茂みに主人公が隠れていることに気付いた彼女は、主人公に向かって槍を構えるものの身を引き、そのままどこかへと去っていく。
ウォーターフェルの道中では、主人公に対して何度も槍による攻撃を仕掛けてくるようになる。
そしてついには捕まる、というところでモンスターの子による邪魔が入ってしまい、主人公は間一髪で事なきを得る。
ウォーターフェルの橋においてモンスターの子と同行している最中、モンスターの子が足を滑らせて橋から落ちかける。
そのときに再びアンダインが出現するが、ここで主人公がKidを助ける行動をとった場合、彼は橋の上に戻った後にアンダインの前に立ちはだかり、主人公を攻撃させまいとする。
一方で主人公が何かしらの助けない行動をとった場合、アンダインは落ちゆくモンスターの子を助けるべく自ら橋の下へと飛ぶ。この場合、彼女はいくらかのダメージを負った状態となる。
そこからさらに進むと、アンダインがウォーターフェルの出口となる、洞窟の入り口の上部に待ち構えている。主人公に対して彼女は名乗り口上を始める(が、彼女自身面倒になって途中で切り上げてしまう)。口上を終えたのちに主人公が歩み寄ると、アンダインとの戦闘となる。
主人公は彼女を殺すか、彼女から逃げるか、どちらかを選ぶこととなる。
Gルート
このルートでは親しい者たちや部下たちを主人公に奪われていくため、アンダインはケツイを力に変えふじみのアンダインとなって、自らの手を血で汚す主人公の前に立ちはだかる。
詳細はふじみのアンダインを参照。
戦闘
アンダインとの戦闘では主人公のタマシイは一時的に緑色になり、方向キーで盾を構えて4方向からの槍を防ぐパターンになる。
この状態の時は主人公のタマシイは移動できず、逃げるコマンドも消える(タマシイの色が赤に戻ればコマンドも復活する)。
また、一定ターンが経過すると黄色の槍を出したり、槍を振り主人公のタマシイを赤に戻し、槍を使った様々な攻撃をしてくる。
強いケツイを持つアンダインとの戦いではいくら訴えかけても効果はなく、彼女を殺さずに戦いを終わらせるには、彼女の攻撃をしのぎつつも逃げることが必要になる。
人物関係
アズゴア
ロイヤル・ガードの隊長であるアンダインの仕える主君にあたる。
それだけでなく、特別な尊敬の念を抱いている。
幼い彼女に特訓をつけ、ロイヤル・ガードの隊長になるまでに鍛え上げたのはアズゴアである。
幼かった彼女に挑まれても決して反撃することなく、逆に特訓をしてあげるなど、アズゴアの優しい性格がうかがえる。
ガーソン
アルフィー
パピルス
ロイヤル・ガードの一員になることを夢見る心優しいスケルトン。
アンダインは彼の優しさと純粋さは戦いにむいておらず、そのことから一度は彼の頼みを断ったが、家の前で朝までずっと待ち続けた彼の決心に心を打たれ、特訓をつけることにした。
普段の彼には戦闘訓練ではなく料理の特訓をつけている。
ただし彼の戦いにおける強さは高く評価している。
また彼の優しさについて、戦闘になっても笑いながら敵に殺されるだけだと、いたく心配している。
作ったパスタは🍝は、人の、食べれるものの線から、越えている
シャイレーン
ナプスタブルーク
モンスターの子
アンダインに強い憧れを抱き、追っかけをしている子供。
ロイヤル・ガード
トリビア
- Undyneの名前は水の精霊である「ウンディーネ」からとられている。「Undyne」の綴りでウンディーネと読むことは無い(正しくはUndineである)が、ウンディーネの英語読みがアンダインである。
- アンダインが女性であり魚であるのも、ここからとられているのだと思われる。
- 名乗り口上を始めるシーンでは主人公の行動によってセリフが変わる。ワンボーなどイヌ型のロイヤル・ガードのメンバーを殺害した場合や、シャイレーンを殺害した場合にこれらの変化を見ることができる。
- 特に親しく目をかけていたパピルスを殺害した場合にはほとんどの文章が変わるようになる。
- ガーソンによれば、アンダインが小さかった頃は、現在のアンダインに対するモンスターの子のようにガーソンの後をよくついて行っており、共に悪者を蹴散らしていた。だがガーソンを助けようと、彼に近づく者に積極的に攻撃するあまり、郵便局員や関係のない人々に対してまで攻撃をすることが多かったとのことである。
- アンダインは一貫して右利きで表される。
- アンダインは、Genocideルートにおける一撃で死なない唯一のボスキャラクターである。
- True Pacifistルートの最後にアズゴアと主人公の元に友達となったモンスターたちが駆けつけるシーンで、ほとんどのモンスターがトリエルがアズゴアの元妻であることを知らない中、アンダインはトリエルをアズゴアの前妻であると言及する唯一のキャラクターである。
- アンダインがモンスターの子を助けるために崖からジャンプすると、後の戦闘時にHPが減った状態となっている。作者Toby Foxによると、彼女の鎧に割れ目が入った状態にしたかったものの、その修正を忘れたとのこと。
- 全てのモンスターの中で、アンダインは最も強い"Determination/ケツイ"を持っている。Gルートにおける戦闘中、彼女の身体は死の間際に溶けはじめ、それは肉体が彼女のもつ"ケツイ"の力に耐えることが出来なくなったことを示唆している。
- 原作である英語版のトリビア
- 英語版では主人公との戦闘を開始する際"En guarde!"と発言するが、これはスペルが間違っており、正しくは(フランス語で)"en garde"である。フランス語の綴り「Garde」と英語の綴り「Guard」が混ざって「Guarde」となったと思われる。